タッチパッド
タッチパッドはインストール直後から認識していましたが, とても動きが重くて使い物になりませんでした.
synaptics をいれれば, 色々と調整できるようです.
synaptics とは
XOrg/Xfree86 4.x 用の Synaptics タッチパッドのドライバです. デフォルトでの Synaptics タッチパッドは標準的なマウスのエミュレートにより互換動作を行いますが, 専用のドライバを使用することにより, タッチパッドの拡張された特徴が利用できるようになります.
以下の引用は manpage の INTRODUCTION の翻訳になっています.
機能:
1) スピードと加速の調整が可能。
2) タッチパッドに短く触れたらクリック。
3) タッチパッドに2度短く触れたらダブルクリック。
4) タッチパッドに短く触れた後、指を下ろしたまま移動させたらドラッグ。
5) タッチパッドの上下のコーナーに中ボタンと右ボタンを割り当て。
6) タッチパッドの右端を上下になぞる事で縦スクロール。
(ボタン4及びボタン5として動作)7) 上下ボタンをボタン4及びボタン5として動作。
8) タッチパッドの下端を左右になぞることで横スクロール。
(ボタン6及びボタン7として動作)9) 複数ボタンがある場合は横スクロール用にボタン4/5とボタン6/7として動作。
10) 感度の調整が可能。
11) 複数の指によるタップ: 二本指を中ボタン、三本指を右ボタンに割り当て。
(ハードウェアのサポートが必要。全てのタッチパッドで動作する訳では無い)12) 共有メモリによる実行中の設定変更が可能。
タッチパッドスクロール synaptics を使う | It's Automatic !
設定
んで, これはデフォルトでインストールされていました.
なので, /etc/X11/xorg.conf を修正するだけでいけました.
とりあえずマウスの動きを快適にするためには "inputDevice" セクションに MaxSpeed とかを追加すればいいみたい. その他のパラメタはいじっていないのでまだ把握していません.
Section "InputDevice" Identifier "Synaptics Touchpad" Driver "synaptics" Option "SendCoreEvents" "true" Option "Device" "/dev/psaux" Option "Protocol" "auto-dev" Option "HorizScrollDelta" "0" + Option "MinSpeed" "0.24" + Option "MaxSpeed" "0.48" EndSection
その他
X の再起動(xorg.confの再読み込み)はどうやってするのでしょう...?
参考URL
- タッチパッドスクロール synaptics を使う | It's Automatic !
- manpage of synaptics(5)
- /usr/share/doc/xserver-xorg-input-synaptics/README.Debian